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693びぼーろく; 部分積分を使わないで積分したい時

被積分関数の形によっては一時的に複素数にすると便利だったりするかも。例えば以下のような場合。 $\displaystyle \int_0^L dx e^{-kx}\sin \frac{\pi x}{L} $ 正統的な方法としては部分積分だろうなと思うけど、一時的に複素数にすることで次のように計算できる。 $\displaystyle \int_0^L dx e^{-kx}\sin \frac{\pi x}{L}=\text{Re}\int_0^L dx e^{-kx}e^{i\frac{\pi x}{L}}=\text{Re}\frac{1}{-k+i\frac{\pi}{L}}\left[-e^{-kL}-1\right]=-\frac{k}{k^2+\frac{\pi^2}{L^2}}\left[1+e^{-kL}\right]$

578びぼーろく; google drive へアクセスする際のOAuth認証設定

rcloneのmountオプションでmountするとすごく遅い。 どうやらrcloneで接続すると同時接続数が制限されているらしい。ということで自分のアカウントでOAuth認証を設定してもう少し早くなるようにした。 (というか 公式 にあった。) 日本語と英語で表記が違うのでちょっと悩んだけど一応できたのでメモ。 まず Google API Console へアクセスする。使ったことがなければ色々聞かれるはず。 プロジェクトを作成。するとダッシュボードが開くので、ページ上部にある「APIとサービスの有効化」をクリックする。 その中から Google Workspaceの Google Drive APIをクリックし、有効化する。 ダッシュボードの左側から認証情報を選んで 同意画面を構成へ移動。「 外部」選んで、後は必要な情報を入力。 アプリ登録の編集が出てくるので、必要な情報を入力する。アプリ名はrclone、ユーザーサポートメールは自分のgmailアドレスを入力する。 左のメニューのOAuth同意画面でアプリを公開を選ぶ。 上の画面の「+認証情報を作成」画面から認証情報を作成して、クライアントIDとクライアントシークレットをメモしておく。(後で使う。) 次はrcloneから接続を始める。始めるときにはOAuthの認証を求められるので、入力する。 ドライブの設定をGDとすると、以下のコマンドで自分のgoogle driveを~/GOOGLEDRIVEへ mountできる。 rclone mount GD: ~/GOOGLEDRIVE --vfs-cache-mode full --daemon & 前に比べるとファイルアクセスがとても速くなった。