だと苦労しそうだなと思った。理論物理をやっていると、Eulerと名の付くものはすべて18世紀の大数学者だと思ってしまうが、別のオイラーさんもいるらしい。
最近共同研究者にせっつかれて慌てて色々調べているとEuler-Heisenberg Lagrangianに出くわした。このEulerはどう見てもあの大数学者だろうと思っていたらHans Heinrich Euler というイタリア生まれドイツ人でびっくり。でもあの大数学者のEulerの直系の子孫らしい。う~ん紛らわしい。
さて、別の研究で色々本を読んでいたところ誤植を発見した。
Narihara作となっていて、誰だろうと5分ぐらい悩んでいたけど、在原業平(Narihira)のことだと気が付いた。
信濃なる 浅間の嶽に 立つ煙 をちこち人の 見やはとがめぬ在原業平
どうやら伊勢物語に出てくるらしい。そして翻訳もだいぶん趣が違うような...。そして浅間山は平安時代には噴火していたという新しい知識も手に入れた。
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