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12月, 2017の投稿を表示しています

693びぼーろく; 部分積分を使わないで積分したい時

被積分関数の形によっては一時的に複素数にすると便利だったりするかも。例えば以下のような場合。 $\displaystyle \int_0^L dx e^{-kx}\sin \frac{\pi x}{L} $ 正統的な方法としては部分積分だろうなと思うけど、一時的に複素数にすることで次のように計算できる。 $\displaystyle \int_0^L dx e^{-kx}\sin \frac{\pi x}{L}=\text{Re}\int_0^L dx e^{-kx}e^{i\frac{\pi x}{L}}=\text{Re}\frac{1}{-k+i\frac{\pi}{L}}\left[-e^{-kL}-1\right]=-\frac{k}{k^2+\frac{\pi^2}{L^2}}\left[1+e^{-kL}\right]$

356びぼーろく; 再 google drive の自動同期

rcloneを使ってgoogledriveと同期 していたが、やはり面倒なので自動的にやってほしい。 双方向同期をしてくれる grive2 とファイルの状態を監視してくれるincronでgoogle driveを同期することに成功したようなので、そのメモ。 grive2はgriveのフォークされたものらしい(詳しくは ここ を参照)。 grive2はdebianのパッケージにはないので自分でコンパイルが必要。おそらく書いてあるとおりにやればOK。 まずは必要なパッケージをインストール。 apt-get install git cmake build-essential libgcrypt11-dev libyajl-dev \ libboost-all-dev libcurl4-openssl-dev libexpat1-dev libcppunit-dev binutils-dev \ debhelper zlib1g-dev dpkg-dev pkg-config 適当な作業ディレクトリにgriveのファイルをコピーしてコンパイルを実行。 mkdir GRIVE2 cd GRIVE2 git clone https://github.com/vitalif/grive2 cd grive2 dpkg-buildpackage -j4 最後に鍵がないと怒られるがパッケージ自身はGRIVE2以下にできているはず。公開するパッケージでもないので、とりあえず良しとする。 あとはgdebi等でインストールする。 うまくできていればGRIVE2以下は不要なのでGRIVE2は削除してもOK。 さて、google driveと同期したいディレクトリを ~/GOOGLEDRIVEとする。 まずは以下を実行。 grive -a -p ~/GOOGLEDRIVE うまく行けばgoogleに認証してもらうためのリンクが表示されるので言われたとおりに認証し、コードを取得する。 後はgriveに取得したコードを入力する。 うまく行けば同期が始まるので同期が終わるまでのんびり待つ。 今回の最大目的は同期の自動化なので、~/GOOGLEDRIVEを監視して、変

355びぼーろく; ニンテンドースイッチ

今やっている研究に若干の光明が差し始めた(ような気がする)。 これが気のせいでないことを祈るばかり...。 せっかくボーナスも出たのでニンテンドースイッチを購入。 ついでに名作と名高いゼルダも購入。 ほぼ毎日6時間以上リンクと冒険している。あっちの世界の住人と言えるレベル。 ついでに雪に備えてスコップも購入。これで雪が降っても大丈夫。 リンクと冒険している間こたつが冷たいので、電気カーペットを購入しようかどうかを検討中。 さて、同僚が試験を作成する際、enumerate環境を使わずにやっているらしく、せっかくなので、自前でできないかどうかをやってみるとうまくいったのでそのメモ。 基本的にはenumerate環境と同じように使えることを目標としたが、当然本家とは比べ物にならない出来なので微妙なところ。 まずプリアンブルに以下を追加。 %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% %% 大問・小問を自動でつけてくれるやつ始 %% %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% \newcounter{DaimonNumber} %%大問カウンタの作成 \setcounter{DaimonNumber}{1} %%大問カウンタの初期化 \def\Daimon{ \setcounter{SyoumonNumber}{1} %%小問カウンタの初期化 \noindent \theDaimonNumber . %%大問番号表示 \addtocounter{DaimonNumber}{1} %%大問カウンタを1増やす } \newcounter{SyoumonNumber} %%小問カウンタの作成 \setcounter{SyoumonNumber}{1} %%小問カウンタの初期化 \def\Syoumon{ ~(\theSyoumonNumber) %%小問番号表示 かっこつけて、ちょい字下げ \addtocounter{SyoumonNumber}{1} %%小問カウンタを一つ増やす } %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% %% 大問・小問を自動でつけてくれるやつ終 %% %%%%%%%%%%%%%%%%

354びぼーろく; 続 exim4 で gmail アカウントにメールを転送する

以前、 exim4 で gmail アカウントにメールを転送する で設定方法を書いたけど、どうやら最近いろいろと変わったようなので書き直し。 ここ とか ここ  とかを参考にしながら設定。 まず、exim4をインストールし設定する。 aptitude install exim4 dpkg-reconfigure exim4-config   * メール設定の一般的なタイプ ->スマートホストでメール送信: SMTP または fetchmail で受信する   * システムメール名 ->localhost   * 入力側 SMTP 接続をリスンする IP アドレス ->127.0.0.1   * メールを受け取るその他の宛先 ->未入力   * メールをリレーするマシン ->未入力   * 送出スマートホストのIPアドレスまたはホスト名 ->smtp.gmail.com::587   * 送出するメールでローカルメール名を隠しますか ->いいえ   * DNS クエリの数を最小限に留めますか (ダイヤルオンデマンド) ->いいえ   * ローカルメールの配送方式 ->/var/mail内のmbox形式   * 設定を小さなファイルに分割しますか ->いいえ 次に/etc/exim4/passwd.client に以下を追加。 gmail-smtp.l.google.com:ユーザ名:パスワード *.google.com:ユーザ名:パスワード smtp.gmail.com:ユーザ名:パスワード ユーザー名とパスワードはそれぞれ自分のgmailアカウントのものを使用する。 ユーザー名はユーザ名@gmail.comのユーザー名を入れる。 パスワードは二段階認証を実施している場合はアプリパスワードを ここ から発行し、そのパスワードを書く。 (あるいは安全性の低いアプリのアクセスを許可するのでも良いのかも。) あとは/etc/exim4/email-addresses に ログイン名@localhost: ユーザー名@gmail.com を追加し、/etc/aliases の最後に ログイン名: