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12月, 2011の投稿を表示しています

693びぼーろく; 部分積分を使わないで積分したい時

被積分関数の形によっては一時的に複素数にすると便利だったりするかも。例えば以下のような場合。 $\displaystyle \int_0^L dx e^{-kx}\sin \frac{\pi x}{L} $ 正統的な方法としては部分積分だろうなと思うけど、一時的に複素数にすることで次のように計算できる。 $\displaystyle \int_0^L dx e^{-kx}\sin \frac{\pi x}{L}=\text{Re}\int_0^L dx e^{-kx}e^{i\frac{\pi x}{L}}=\text{Re}\frac{1}{-k+i\frac{\pi}{L}}\left[-e^{-kL}-1\right]=-\frac{k}{k^2+\frac{\pi^2}{L^2}}\left[1+e^{-kL}\right]$

112びぼーろく;投稿

昨日の夜遅くに、共同研究者と最終打ち合わせをし、今日PRDに投稿。 もう一本はできれば僕がいる間に初稿を書き上げたいとのことなので、今日また議論。 やっぱり時間があるっていいなぁ〜。

111びぼーろく; 年末

今日で講義も終わり、明日から休み。 お正月の間に研究を進めるべく、資料を持って帰ることにする。 と言ってもほとんど何もないけど。いま、4本同時並行で絶賛計算中。 うち2件は後輩に任せっきりなので申し訳ないが...。 でも今のうちに研究しないとこのままずるずると仕事に引きずられそうなので何とかがんばろう。 バイオリンも持って帰って練習しないとなぁ。

110びぼーろく; JHEPに採録 その2

JHEP に採録されたと後輩からメールが来た。純粋にうれしい。 やっぱり論文はいくつ通ってももうれしいものだ。 (それでもあの程度のminor revision で 返信に1週間もかかったのはなぜだろうか。) とりあえずこれを糧にがんばろう。 さて、後輩に任せっきりの計算をそろそろ追っかけて行かないと。 あともう少しで冬休みなので集中的にやってしまおう。 ついでに阪大にも議論しに行ければいいなぁ。

109びぼーろく;研究会後議論

先週の土日は研究会のため出張。帰ってきたのが日曜の21:00あたりで、その次の日にはHさんと議論。 めちゃくちゃつかれた。それでも、なぜHさんは僕みたいな出来の悪い研究者と研究しようと考えたんだろうか。 とは言え、いろいろと教えてもらえるのですごく楽しい。

108びぼーろく; ヒッグス粒子

とうとう煩悩の数だけびぼーろくを書いてしまった。 大半が備忘録でもなんでもないんだけど。 ところで、つい先日、CERNで研究報告会があり、ヒッグス粒子探索についての報告があったそうな。 今のところ125GeVあたりにexcessがあるらしい。それでもまだまだよく分からないとのことだった。 とは言え、ヒッグス粒子だけじゃなくてほかの粒子も見つけてもらえるとうれしいんだけど、難しいんだろうなぁ。 今朝の新聞にも出ていて、職場の人からあれこれ質問されたけどうまく答えられた自信はない。 標準模型自身が複雑だし、そもそも温度が100GeVより高かった頃にはすべての粒子は質量がなかったんですよ、というのもなんと説明していいものやらという感じ。

107びぼーろく;mozc を squeeze-backports からインストール

squeeze-backportsにmozcが入ったらしいので、今後はそちらを利用することにした。 以前のパッケージを削除して、squeeze-backportsからインストールする。 aptitude purge mozc-server mozc-utils-gui  scim-mozc aptitude install -t squeeze-backports mozc-server mozc-utils-gui  scim-mozc で完了。メンテナの人ありがとう。 ところでアトラスブログに、「12/13にCERNにて、これまでの結果についての報告がある」とあった。 何か見つかったんだろうか。何か新発見があればいいけど。 昨日は家で投稿前の最終稿をチェック。これで一連の仕事に一応目処がつきそう。 あとはもう少し視点を変えて別の研究をやるぐらいかな。 来週が研究会、そしてその後にHさんと議論をする予定なので勉強しておかないと。 leptogenesisとか初めてやるけど大丈夫なんだろうか。

106びぼーろく;風邪そして...

風邪にかかって喉が痛い。だけど熱はだんだん下がってきてるので一段落。 ところで、来年の校務が決まった。本決まりじゃないけど、正直なところしんどそうだ...。 欝だなぁ。

105びぼーろく; hyperef(latex)でしおりの文字化けを防ぐ

最近講義ノートにhyperrefを導入した。あまり意味はないけど。 このとき生成されたpdfのしおりが文字化けしていることに気づいた。 どうやら、しおりのエンコードが問題らしい。 というわけでびぼーろく。 hyperef を使うとき、プリアンブルに以下を追加。 (hyperefのオプションはお好みで変えてください。) \usepackage{atbegshi} \AtBeginDvi{\special{pdf:tounicode EUC-UCS2}} \usepackage         [         dvipdfmx,         bookmarks=true,%         bookmarksnumbered=true,%         colorlinks=true,%         setpagesize=false,%         ]{hyperref} ただし、pdftkをつかって切り取ると、しおりは消えてしまった。 うーんなかなかうまくいかないなぁ。