投稿

5月, 2022の投稿を表示しています

693びぼーろく; 部分積分を使わないで積分したい時

被積分関数の形によっては一時的に複素数にすると便利だったりするかも。例えば以下のような場合。 $\displaystyle \int_0^L dx e^{-kx}\sin \frac{\pi x}{L} $ 正統的な方法としては部分積分だろうなと思うけど、一時的に複素数にすることで次のように計算できる。 $\displaystyle \int_0^L dx e^{-kx}\sin \frac{\pi x}{L}=\text{Re}\int_0^L dx e^{-kx}e^{i\frac{\pi x}{L}}=\text{Re}\frac{1}{-k+i\frac{\pi}{L}}\left[-e^{-kL}-1\right]=-\frac{k}{k^2+\frac{\pi^2}{L^2}}\left[1+e^{-kL}\right]$

595びぼーろく; 悩む

前々からやっていたのがうまく行きそう。ただ、 Chern-Simons 数がゲージによるって書いてあって、そうなんだっけと悩む。 さて、前に書いた論文がなぜかLISAから引かれていた。なんでだろう?

594びぼーろく; 只今絶賛計算中

重い腰を上げてmodified gradient flow method を使ったpythonコードを書き始めた。 この2,3ヶ月かけて色々やってみて結構面倒なことに気づいた。 しかも適当にやると二階微分が壊れる。一般にflow timeの間隔は空間の分割の2乗より小さく取る必要があるけど、どうやらものによって違うらしい。例えばx^2f''みたいなパターンの場合は2乗ではうまく行かない。加えて、与えられているパラメータより空間分割は十分に小さく取る必要があるようだ。 結論:面倒くさい。