695びぼーろく; 何故か

 計算が合わない。なぜ? 簡単なはずなんだけどな〜。物理的にもこうならなければいけないはずだからどこか間違っているはず。

298びぼーろく ; live usbの作成

若干時間ができたので、live usb を作成することにした。
最近はお手軽に自分用にカスタマイズすることができるみたい。
というわけでさっそく試してみた。

こことかここを参考にしながら作成。


利用するのは live-build というパッケージ。なのでいつもどおりインストールする。
aptitude install live-build
次に適当なディレクトリを作成する。かなり容量を食うので、別のユーザーを作ってそこで作業しても良いかも。
mkdir devian-live && cd devian-live
まずは一番基本的な構成でつくってみる。buildは管理者権限で実行しないと怒られる。
lb config && lb build
しばらくいろんなもののダウンロードに時間がかかるけど、そのうち、live-image-*hybrid.isoができる。

これを適当な「マウントしていない」usbメモリ上に展開する。
dd if=./live-image-*hybrid.iso of=/dev/USBDEVICE
上のUSBDEVICEは慎重に確認しないととんでもない悲劇を巻き起こしかねないので、dfとか使ってきちんと確認する。
(しつこいぐらい確認したほうが良いと思う。)

これで基本的なlive-usbが出来上がる。


さてこのままだと日本語化されていなかったり、日本語キーボードが使えなかったり、maximaとかが入っていない状態なので、これらの追加パッケージを導入する。
日本語環境とtex環境、maxima,scilabo,gnuplotが含まれたものをつくる。

まずは先ほど作ったファイル群を消去。
lb clean
各種設定をauto/config に追加。

#!/bin/sh
set -e
lb config noauto \
 --parent-mirror-bootstrap "http://ftp.jp.debian.org/debian/" \
 --parent-mirror-binary "http://ftp.jp.debian.org/debian/" \
 --mirror-bootstrap "http://ftp.jp.debian.org/debian/" \
 --mirror-binary "http://ftp.jp.debian.org/debian/" \
 --mirror-chroot "http://ftp.jp.debian.org/debian/" \
 --parent-archive-areas "main contrib non-free" \
 --archive-areas "main contrib non-free" \
 --bootappend-live "boot=live config persistence noeject live-config.utc=no live-config.locales=ja_JP.UTF-8 live-config.keyboard-model=jp106 live-config.keyboard-layouts=jp" \
"${@}"

persistenceオプションは、ファイルの保存を可能にしてくれるらしい。(後述)

さらに、追加するパッケージを config/package-lists/ 以下に記述。
この記述するファイル名は何でも良いらしいのでわかりやすい名前が良いかも。
vim config/package-lists/additional.list.chroot
追加した内容は以下。
task-japanese
task-japanese-desktop
task-mate-desktop
task-laptop 
ibus-mozc 
gnuplot5
maxima
wxmaxima
scilab
texlive-full 

後は先ほどと同じようにbuild。
lb build 
そしてusbへ書き込み。(書き込むときはデバイス名を確認する)
dd if=./live-image-*hybrid.iso of=/dev/USBDEVICE

さらにファイルを保存したい場合には、以下の様にする。
まず、書き込んだusbをマウントするとおそらく1つめのパーティションが見えるはず。
そこでfdiskを使って、新しいパーティションを作成する。
fdisk /dev/USBDEVICE
後はメニューに従って、パーティションを作成。
容量は適当で良いと思うけど、残り全部を割り当てても大丈夫だと思う。

そうすると、/dev/USBDEVICE1にさっきの書き込んだファイルたちが入って、/dev/USBDEVICE2が新規にできているはず。

次いで/dev/USBDEVICE2をext4でフォーマット。ラベルを"persistence"にしておく。
mkfs.ext4  /dev/USBDEVICE2 -L persistence
さらに、  /dev/USBDEVICE2 をマウントして、その直下に下記の内容で persistence.confを作成する。
/ union
意味は、「ルートディレクトリ以下の」 「差分を保存」らしい。これでいつでもどこでも楽しくdebianで遊べるようになった。




さて、しばらく放ったらかしにされていた論文の返事が来た。
投稿した雑誌には載せられないけど、別のならいいよ、と言われた。
面倒な計算だったけど、結果はあまり大したこと無いというのがその理由。
言われてみれば妥当かも。

ということで受け入れて、載せてもらうことにした。やっぱり雑誌に載らないとだめだよね。

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