実機で実験するのは怖いので、壊れても大丈夫な環境で試してから実機でするのが安心だからという理由。
とりあえず、今回試すのは LVMの設定を目標とする。というのも以前ルートがいっぱいになってパーテションを切り直すために全部インストールしなおしたので、こういう目に合わないように設定することにした。
親切なインストーラーが全部やってくれるので僕みたいなライトユーザーにはかなり助かる。
開発者の人ありがとう。
開発者の人ありがとう。
- isoファイルの取得
debianのホームページから netinstのisoファイルを取得する。別にDVDとかダウンロードしてもOKだと思う。ここは個人の好みで。isoファイルは以下に置いてある。
http://cdimage.debian.org/debian-cd/6.0.5/amd64/iso-cd/ - インストーラーの起動
isoファイルはメディアに焼かず、virtualboxのデバイスからisoファイルを登録するだけで認識してくれる。(メディアがもったいないので焼かない派)
後は質問に答えていくだけでOK。 - LVMの設定
基本的な流れとしては以下の通り。
パーティションの作成+ボリュームグループ(VG)の作成 --> 論理ボリューム(LV)の作成 - パーティションの作成
まずは変化させる必要がないと思われるパーティションを切ってしまう。
「手動でパーティションを切る」を選び、「新しいパーティションの作成」を選ぶ。bootを作るのでサイズは100MB程度で良い。基本パーティションで作成する。マウントポイントは/bootにする。
次にLVMを使いたいパーティションを作る。サイズは残り全部を使うので「max」。次に利用方法は「LVMの物理ボリューム」を選択する。ここで一度パーティションの情報をディスクに書きこむ。 - ボリュームグループの作成
先ほど作った「LVMの物理ボリューム」にボリュームグループ(VG)を作成。名前は適当に「VG」とでもする。 - 論理ボリュームの作成
論理ボリューム(LV)を作成する。僕の場合は / ,/home, swap の3つを作る。
「論理ボリュームの操作」から「論理ボリュームの作成」を選ぶ。まずはルートを作る。名前は「root_lv」。(このあたりは適当でも良いかも) サイズもお好みで。
同じ操作を繰り返せばそれぞれ作成できる。/home は「home_lvm」、swap は「swap_lvm」とした。 - 論理ボリュームの利用方法の設定
先ほど作成したroot_lv、home_lv、swap_lv の利用方法を決める。
root_lv :ext3 でマウントポイントは/
home_lv: ext3 でマウントポイントは/home
swap_lv: スワップ領域として使用
でOK。 - ディスクへの書き込み
ディスクに書きこむ。その後は通常のインストール作業が続く。
最初はどういう構造をしているのか全く理解出来なかったけど、パーティションの切り方からLVMの構造がなんとなく分かった気がする。これで色々実験していこう。
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