仕事中、ふと思い立ってチャイコフスキーのフランチェスカ・ダ・リミニを聞いた。
演奏はムラヴィンスキー/レニングラード。
久しぶりに聞いて、ものすごく感動してしまった。特に良かったのは中間部の長調の部分から最後にかけて。
まず、長調の部分でレニングラードフィルの歌い方がツボにはまった(もちろん録音はそこまで良くないけど)。
そしてそこから一気に最終部へ向かっていくあたりも秀逸だった。情熱的に歌い上げたあとの悲劇的な展開というのは、非常に使い古された手法だけど、やっぱり人の心をくすぐるんだろうな。
こういう変化のさせ方は表現力が問われると思うけど、ムラヴィンスキー/レニングラードはかなりうまく処理しているように思える。歌い込んでも筋が一本通っていると言うかなんと言うか...。
ところでwikioediaを見てみると、チャイコフスキーはこの曲をあまり評価していかなかったと書いてあった。少なくとも1812よりかはいい曲だと思うけど、なぜあまり評価していないんだろうか。
いつかやってみたいけど、長いし、個人的に一番難しいと思うチャイコフスキーの交響曲4番より難しそうなので、まず無理かな。
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