2011-10-20

94びぼーろく; フランチェスカ・ダ・リミニ

仕事中、ふと思い立ってチャイコフスキーのフランチェスカ・ダ・リミニを聞いた。
演奏はムラヴィンスキー/レニングラード。

久しぶりに聞いて、ものすごく感動してしまった。特に良かったのは中間部の長調の部分から最後にかけて。

まず、長調の部分でレニングラードフィルの歌い方がツボにはまった(もちろん録音はそこまで良くないけど)。
そしてそこから一気に最終部へ向かっていくあたりも秀逸だった。情熱的に歌い上げたあとの悲劇的な展開というのは、非常に使い古された手法だけど、やっぱり人の心をくすぐるんだろうな。

こういう変化のさせ方は表現力が問われると思うけど、ムラヴィンスキー/レニングラードはかなりうまく処理しているように思える。歌い込んでも筋が一本通っていると言うかなんと言うか...。

ところでwikioediaを見てみると、チャイコフスキーはこの曲をあまり評価していかなかったと書いてあった。少なくとも1812よりかはいい曲だと思うけど、なぜあまり評価していないんだろうか。



いつかやってみたいけど、長いし、個人的に一番難しいと思うチャイコフスキーの交響曲4番より難しそうなので、まず無理かな。

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782びぼーろく; 師走

 になった。私も師の端くれなので少し走ることにした。 さて、とある場所のニューイヤーコンサートのチケットが完売だったので、キャンセルが出たら教えてほしいと言っていたら今頃になって空きが出たとメールがきた。その時には別の都市にいるので断りのメールを書いた。最近こんなのが多い。