84びぼーろく;powerdotを使う

そろそろ後期の授業の準備をしなくちゃ、とぼんやり考えたのが昨日。
一回目の授業はスライドで済ませるか、と思ってスライド作り開始。

以前はtexpowerでがんばってたけど、最近はそれもしんどい。
ある程度作ってくれるものはないかと探して、powertdotに行き着く。

とりあえず、適当なサンプル をもらってきて、platex+dvipdfmxでコンパイルする。
そうすると、できたpdfのサイズがおかしい。約1/4サイズになってしまう。

google先生にお伺いを立てると、どうやらdvipdfmxはだめらしいので、platex+dvips+ps2pdf で変換せよとのこと。
やってみると...微妙にサイズがおかしい。(右端が切れる)



これまたいろいろ調べてみると、dvipsの設定ファイルが古いんだそうな。直してみるとうまくいった。
というわけで今日のびぼーろく。

powerdotがうまく動くようにdvipsの設定ファイルを修正する。


編集するのは次の2つ。

/etc/texmf/dvipsj/config.ps
/etc/texmf/dvips/config/config.ps


  1. まず、powerdot用に紙のサイズを書いている場所があるので探す。

    % for powerdot と書かれているのが目印のようです。
  2. その部分を次のように置き換える。(dvips,dvipsj両方共置き換え)

    @ screen 8.25in 11in
    @+ ! %%DocumentPaperSizes: Screen
    @+ %%BeginPaperSize: Screen
    @+ /setpagedevice where
    @+  { pop << /PageSize [594 792] >> setpagedevice }
    @+ if
    @+ %%EndPaperSize
  3. さらにdvipsjの方のconfig.psには

    p +psfonts_jp.map

    も追加する。


これでもう一度試してみると...うまく行った!!
これだけで大分時間がかかった。




そして後輩からmaximaについて質問が来る。多分君のほうがよく知ってると思うよ、と思いつつ、なんと返信したものか思案中。


(追記:debianパッケージは使わずtexliveを手でインストールしている場合は必要ないと思います。)

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